リピーターのためのニューヨークガイド

いつかKindleで本にしたい

メトロポリタン美術館で人間観察

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平日の昼間にメトロポリタン美術館を訪れると、ここを自分の居場所にしている人たちに出会うことができる。
展示物そっちのけでおしゃべりしているおばあちゃん、座り心地の良さそうなベンチで本を読んでいる人、考え事をしているのか難しい顔をしている人、模写をしている人。
館内を回りながらぼんやりと周囲の人を見ていると、この場所を訪れる人達を含めて「メトロポリタン美術館」という場所が形成されているんだなぁ、なんて思えてくる。
広くて多様な収蔵品があって様々な目的の人が訪れるメトロポリタン美術館だからこそ、そこに集まる人にフォーカスしてみるのも面白いかもしれない。

 

メトロポリタン美術館

The Metropolitan Museum of Art
地下鉄86th Street Station駅から徒歩7分
1000 5th Ave, New York, NY 10028|グーグルマップでひらく

 

グラセン(Grand Central Station)

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 グランドセントラル駅は朝も昼も夜も同じような色味。撮影するといつもこの写真のような薄いゴールドっぽい雰囲気。大きな明かり取りになっている窓があるので夜になればゴールドはやや暗くなるけれども。

ちなみに「グラセン」という呼び名、現地で駐在している日本人の方との会話の中でも出てきて自分だけではないのだなぁとなんだか得意気になってしまった。

ウォール街のマネーモンスター

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映画「マネーモンスター」を見た。

アルゴリズムで取引をするというテクノロジーウォール街を組み合わせた映画なんだけれど、なんといっても1番の魅力はジョージ・クルーニージュリア・ロバーツが出ていること。

お話の内容はウォール街の証券取引のことも、アルゴリズムのテクノロジーのこともあまり深掘りすることはなく、お気軽なデータムービーという感じ。魅力はやはり華のある役者でしょう。

最大の見せ場はウォール街のど真ん中(セットかな?別の場所のロケかな?)をクルーニーが野次馬を従えて練り歩く場面。ニューヨーク好きとしてはこれだけでワクワクしてしまう。

 

ニューヨークを訪れるたびにウォール街は必ず足を運ぶ場所のひとつ。特段、中に入れるビルもないけれど、この場所にくるだけで、世界金融の中心という独特の空気感を味わうことができる。ランチどきにカフェに入って人間観察をするのも楽しかった。なんとカフェには、株価の値動きを表示する電光掲示板がありました。

映画には上の写真のアングルとほぼ同じ角度のショットも出てきました。